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ピラティスの資格5選。インストラクターになるにはどうすればいい?

ピラティスの資格を取りたいけれど、どの資格を目指したらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

ピラティスブームがきている昨今、日本国内だけでも多くのピラティス団体や資格が存在しています。

実際に資格を生かして働いたり、正しい知識をもってピラティスに取り組んだりしたいのであれば、資格の取得は自分の目指すキャリアにあわせて選ぶことが必要です。

今回は、ピラティスの資格をとってみたい方におすすめのピラティス団体や資格をご紹介します。

気軽に資格を取りたい方、ピラティスインストラクターを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

ピラティスインストラクターになるには資格取得を目指そう

ピラティスインストラクターになるには資格取得を目指し、経験を積むのが近道です。

ピラティスは大きく分けて2種類あるため、資格も2種類に分けられています。

ピラティスの資格は大きく2種類

ピラティスにはマシンピラティスとマットピラティスの2種類があります。

資格もどちらに対応しているかが異なるため、どちらのピラティス資格を得たいかによってスクールや資格コースを選ぶ必要があります。

資格によっては両方カバーできるスクールもあるため、どちらの講師を目指すかを確認の上探すのが良いでしょう。

マットピラティスの資格

マットピラティスとは、名称通りエクササイズをマットの上で行うピラティスの総称です。

特別な道具がいらないため、気軽に始めやすく自宅でのトレーニングにも最適。

ピラティスを気軽に始めたい方に人気の方法です。

今回ご紹介しているスクールでは、いずれの教室でもマットピラティスの資格取得が可能となっています。

費用もマシンピラティスより手を出しやすい範囲ですので、資格取得の入り口としてはおすすめです。

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マシンピラティスの資格

マシンピラティスとは、マットピラティスとは異なり目的に応じたピラティス用のマシンを使って行うピラティスエクササイズのことです。

リフォーマーやラダーバレルなど鍛えたい部位に応じて様々な器具を使います。

器具を使った本格的なトレーニングのため、オンラインでの資格取得が難しく、基本的に実際に器具を使ってスタジオでレッスンを受ける必要があります。

取得難易度はその分高いため、マットピラティスだけではなく、マシンも含めた本格的な講師資格を取りたい人におすすめです。

講師の資格は、BASIピラティスなどスタジオでのレッスンに対応しているスクールで取得可能です。

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代表的なピラティスの資格

ここでは、代表的なピラティスの資格について解説します。

国際的にも信用性の高いPMA加盟団体のうち、人気のスクールを5つ見ていきましょう。

BASI PILATES

画像引用元:BASI PILATES公式サイト

BASI PILATES(Body Arts and Science International)とは、1989年に設立された世界最大のピラティススクールです。本部は南カリフォルニアで、全米はもちろん、40か国以上で親しまれています。

日本におけるピラティススクールのパイオニアとしても有名です。

BASI PILATESは、ピラティスにオリジナル要素を加え、さらに科学知識やスポーツ、ダンス、ヨガなどの内容も織り交ぜた独自の手法でレッスンを行っています。

マットピラティス資格のみ、マシンピラティス資格のみ、両方など幅広い資格ニーズに対応しています。

参考:BASIピラティス公式サイト

BASI PILATESの費用

BASI PILATESの費用は、以下の通りです。

・マットコース 約30万円~35万円(税込)
・マット&マシンコース ~99万円(税込・キャンペーンにより割引あり)

マットコースのみであれば30~35万円程度の料金で資格取得が目指せますが、マットとマシン両方をカバーできるコースでは100万円近くの費用がかかります。

資格の更新制度はなく、取得すればそのまま一生資格として保持できます。

PHI Pilates Japan


画像引用元:PHI Pilates JAPAN公式サイト

PHI Pilates Japanは、ピラティスを30年以上にもわたり研究してきた創始者により設立された団体PHI Pilates(米国)の公式日本団体です。

病院で行うようなリハビリテーションからアスリートの身体調整までをカバーしている、実践的なピラティスが学べるのが大きなメリットとなっています。

姿勢改善や四肢をダイナミックに動かしても体に影響が出ない体幹づくり、身体調整能力向上の3つを柱としてピラティスの学びを提供しているスクールです。

参考:PHI Pilates Japan公式サイト

PHI Pilates Japanの費用

PHI Pilates Japanの資格取得にかかる費用は以下の通りです。

・マットコース……25万4,100円(税込)
・マシンコース……115,269円(税込)~
・講師資格取得(マットコース+6つのマシンコース)……1,314,999円(税込)~

マットコース、マシンコース含め最低7つのインストラクターコースを修了すると、はじめてピラティス指導者としての資格受験が可能です。取得すれば、日本だけではなく海外でもピラティスの指導者として活躍できるのがメリット。

PHI Pilates Japanの講師として働く場合は、8つのコース受験が必要なため約155万円の費用がかかります。

資格の維持には2年ごとの更新が必要です。

balanced body


画像引用元:balanced body公式サイト

balanced bodyは、ピラティスマシンとピラティス教育において世界最大のネットワークを持っているピラティス企業です。

balanced bodyの資格養成スクールは、ピラティスマシンの開発・販売を行っている企業が発信している本格的なピラティススクールとして人気を集めています。

マットピラティスやマシンピラティスのインストラクター養成コースだけではなく、解剖学やコアアラインなどの実践的なコースも展開しています。

参考:バランスドボディ公式サイト

balanced bodyの費用

balanced bodyでのインストラクターコースは、マットインストラクターコースとマット&リフォーマーインストラクターコースなどに分かれています。

・マットインストラクターコース……435,000円(税込)
・マット&リフォーマーインストラクターコース……725,000円 (税込)
・コンプリヘンシブインストラクター・3D解剖コース……930,000円 (税込)

マットコースのみであれば50万円以下で資格を取得可能。マシンピラティスすべてに対応した講師資格は90万円以上かかるため、どこまでのレベルを求めるかによってかかる費用は大きく異なります。

資格の更新のため、2年ごとに16時間のワークショップ受講が必要です。

Peak Pilates


画像引用元:Pilates Alliance (Peak Pilatesラインセンス保有団体)公式サイト

Peak Pilates(ピーク・ピラティス)は、本部が米国フロリダ州にある企業です。

アメリカに多数あるピラティス団体の中でも、セレブやトップアスリートなど様々な方からの支持を集めています。

ピラティス創始者のジョセフ・ピラティス氏の伝統エクササイズを継承しながらも、現代に合わせたアレンジを加えたピラティス技術を提供しているのが特徴です。

参考:Pilates Alliance (Peak Pilatesラインセンス保有団体)公式サイト

Peak Pilatesの費用

Peak Pilatesの講師資格取得にかかる費用は、以下の通りです。

・エクイップメント認定資格(マット&マシン)……合計1,002,320円(税込)
・マット認定資格……合計330,000円(税込)

マットのみの資格と、マット&マシン両方の資格では大きな差がありますが、マシンを含む資格コースは計500時間にも及ぶ内容です。
また、2年ごとの単位更新が必要となっています。

MAJOLI


画像引用元:MAJOLI(マジョリ) 公式サイト

MAJOLIは、オンラインレッスンに特化したピラティススクールです。

PMA(Pilates Method Alliance)加盟団体のため、ピラティス技術の質も高く、気軽に資格を取得したい方に最適。

最短1か月で講師の資格が取得できるのがメリットです。

動画配信コンテンツでの受講が可能なため、忙しい社会人でも仕事の合間に視聴&練習して資格取得が目指せます。

ただし、マットピラティスにしか対応していない点にご注意ください。

参考:MAJOLI(マジョリ) 公式サイト

MAJOLIの費用

MAJOLIではマットピラティスのインストラクター講師資格が取得できます。

かかる費用は以下の通りです。

・マットピラティスオンラインコース……212,800円(税込)

オンライン講座のみのため、費用感は比較的高額ではなくチャレンジしやすい設定となっています。
講師を目指してまずは基礎を勉強していきたい方、気軽に資格取得を目指す方におすすめです。

ピラティス資格の選び方のポイント

ピラティス資格の選び方のポイントは、以下の4つです。

  • 受講方法(通学・オンライン・併用)
  • PMA(Pilates Method Alliance)加盟団体かどうか
  • 資格取得後の就職・開業サポート
  • 必要な費用

受講方法(通学・オンライン・併用)

まず重視したいのが、受講方法についてです。

いくら良質なレッスンを提供するスクールであっても、受講方法が合わなければ資格取得は難しくなります。

オンラインで完結なのか、スタジオとオンライン併用なのか、必ずスタジオに通う必要があるのかなど、方法についてはあらかじめ確認しましょう。

PMA(Pilates Method Alliance)加盟団体かどうか

PMA(Pilates Method Alliance)とは、アメリカに本拠地を構えるピラティスの国際非営利団体です。

PMAに加盟していることは国際水準として認められていることの証明になります。

PMA加盟団体で資格取得すれば、インストラクターとして資格を活かす際もアピールポイントになるため、ぜひ重視してスクールを選びましょう。

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資格取得後の就職・開業サポート

資格取得後のピラティスインストラクターとしてのキャリア形成のサポートについても、チェックして選ぶべきです。

インストラクター資格を取得後、すぐにそのスクールの講師として登録して働けるスクールもあれば、中には提携スタジオを紹介してくれるサービスを提供しているスクールもあります。

インストラクターの資格取得後、どのように働きたいか、そのためのサポートが受けられるかも重視しておくと、資格取得後の道筋が立てやすくなります。

必要な費用

通える範囲でのレッスンや手厚いサポートがあっても、費用面で無理があるスクールは結果的に金銭的な問題で続けられなくなる可能性があるためおすすめできません。

自分自身が無理なく支払えるかどうか、現金で支払うことが難しくても計画的に資金繰りができそうな金額かどうかを確認し、選びましょう。

講師資格の取得には、20万円~100万円程度と、団体や資格の種類、レッスンの受講方法によって大きく差があります。

自分自身のニーズと受けられる費用感を比較し、最適なコースを選びましょう。

まとめ

ピラティスには、大きく2種類の資格があります。

・マットピラティス
・マシンピラティス

どちらの講師資格を取得するかで、選べる受講方法(オンライン、スタジオ)や費用面が大きく異なります。

本格的なインストラクターを目指すなら、マットピラティスだけではなくマシンピラティスのインストラクター資格の取得がおすすめです。
ぜひ、今後のキャリア形成や目指す技術に応じて最適なスクールを選んでくださいね。

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