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生理中にピラティスはやっても大丈夫?期待できる効果と注意点

生理中にピラティスをやっても良いか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、生理中にピラティスを行っても大丈夫です。

今回は、生理中にピラティスを行うことに対して不安や疑問がある方向けに、以下の内容について解説していきます。

  • 生理中にピラティスをしても良い理由
  • 生理中のピラティスで期待できる効果
  • 生理中にピラティスを行うコツ・注意点

生理中でもピラティスを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

生理中にピラティスはしてもいい?

生理中にピラティスを行っても、問題はありません。

むしろ、生理中でもピラティスを行うことで体のめぐりが良くなり、生理中の血行不良や生理痛の緩和にも繋がります。

服装や強度に気をつければ、ピラティスをやったほうが精神的にも肉体的にも調子を整えやすくなると言えるでしょう。

生理中のピラティスで期待できる効果

生理中は、筋肉の塊である子宮が収縮して経血や不要な子宮の内膜を排出します。

体が温まっているときは生理痛が少なく感じやすいですが、冷えて血行不良になると子宮が硬くなり、収縮時に痛みを感じることもあります。個人差はありますが、生理中はホルモンの影響で血行不良になりやすく、悪循環に陥りやすい状態でもあるのです。
生理中や生理の前後に体調を崩しやすい人にとって、身体の冷えは大きなリスクとなります。冷え対策の面で見ても、軽度の負荷で行うピラティスは、血流を促し体温を上げるのに最適な運動です。

より詳細に見ていくと、生理中にピラティスを行うことで期待できる代表的な効果としては、以下の3つが上げられます。

血行を促進し生理痛を緩和する

ピラティスは低~中負荷の有酸素運動。適度な運動強度で、体をあたためられるのが特徴です。

体があたたまり、血行が促進されると、経血の排出がスムーズになり生理痛が緩和します。生理痛対策としても、ピラティスは優秀です。

自律神経を整え不調を改善

ピラティスは、胸式呼吸で交感神経を刺激しながら行うエクササイズです。

インナーマッスルを鍛えながら、体を適度な緊張状態にして活性化させます。

交感神経を刺激し体を活性化

交感神経優位の運動は、体全体がエネルギッシュになり、気分も向上しやすくなるのが特徴です。

ピラティスを行うことで自然と自律神経が整い、生理に伴う不調が改善しやすくなります。

生理中は自律神経が乱れやすくなるため、適度にピラティスを活用すると良いでしょう。

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骨盤底筋を鍛え経血の漏れを緩和

生理に深くかかわるインナーマッスルとして「骨盤底筋」があります。

骨盤底筋は、骨盤を支えるハンモックのような役割を持つ筋肉のこと。骨盤底筋を鍛えることで、膣や子宮の支えもしっかりとするため、経血の漏れが緩和しやすくなります。

生理中の経血の漏れに悩まされている方は、一度骨盤底筋を鍛えるピラティスを行ってみるのがおすすめです。

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生理中にピラティスを行うコツ

生理中にピラティスを行う際は、以下の2点を意識してみてください。

  • 無理のない強度で行う
  • 動きがきちんとできなくても気にしない

無理のない強度で行う

生理中は体調が不安定で、腹痛で動けなくなってしまう方もいます。

ピラティスを行うことを目的にしてしまい、体調不良の中無理をすると、かえってストレスになり悪影響に。
体調第一に、無理のない強度で行うのがおすすめです。具体的には、周りの人と会話をしながらでも続けられる強度で行いましょう。

動きがきちんとできなくても気にしない

生理中のピラティスは、腹痛や経血の状況が気になって普段通りに動けないケースも。

気にせずできる範囲でやると、気持ちも身体もすっきりします。少しずつでも良いので取り組んでみましょう。

生理中のピラティスの注意点

生理中にピラティスを行う際は、次のことに注意しましょう。

  • 足腰を冷やさない服装を心掛ける
  • 締め付けが強い・色が明るいウェアは避ける
  • 生理前後の不調に合わせてエクササイズを

足腰を冷やさない服装を心掛ける

足回り・腰回りを冷やすと生理中は血行が悪くなり、不調の原因に。普段涼しい服装でピラティスを行う方も、生理中は足腰をあたためながら行うと良いでしょう。

たとえば、普段はボディウォーマーを使わない方でも、生理中のトレーニングの際は着用してみると、より腰回りを温めやすくなります。

締め付けが強い・色が明るいウェアは避ける

生理中はむくみやすく、血行不良になりがちです。

ウェアを選ぶ際は締め付けのきつくないものを選びましょう。明るい色のウェアは万が一汚してしまうと大変なので、そこも踏まえて選ぶのがおすすめです。

ただし、暗い色だと気分が上がらない……という方は、色にこだわらず、経血漏れなどの対策をしたうえで、自分の好みの服装にしても良いでしょう。その場合、締め付けだけは注意してみてくださいね。

生理前後の不調に合わせてエクササイズを

生理前後は体調変化が大きいもの。それぞれの時期に合わせ、エクササイズを変化させるのがおすすめです。

生理前は気分のリフレッシュを重視

生理前は、だんだんとホルモンの影響で体が冷えやすくなり、心身の不調をきたしやすい時期です。人によってはPMSに悩まされることも。

この時期は、無理してエクササイズを行うのではなく、気分がリフレッシュできることを重視して、好きなピラティスメニューを中心に行いましょう。

生理中は冷えが大敵!ポカポカあたたまる軽いエクササイズで

生理期間中は冷えが大敵です。また、腹痛によってうまく動けなくなってしまう可能性も高いと言えます。

この時期は、無理をせず体があたたまる軽いエクササイズを中心に行うのがおすすめ。負荷をかけすぎず、じんわりと汗が出てくる程度にとどめると良いでしょう。

生理後はいつものピラティスに戻していく

生理後は、ホルモンの影響も落ち着き、心身がいつもの状態に戻ってくる時期。調子がよくなり、ピラティスにも取り組みやすくなります。

自分の体調の様子も見ながら、焦らず段階的に、いつものピラティスメニューに戻していきましょう。

まとめ

生理中のモヤモヤもピラティスで快適に

ピラティスは、注意点さえ守れば生理中でも行うことができます。体調が悪いときに無理をしてはいけませんが、適度な負荷で行うことで、生理中特有の不調改善効果も。

気分のモヤモヤも、ピラティスのエクササイズでぜひ解消していきましょう。

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